お申し込みから、I-RECの発行までの流れをご紹介します。
I-RECの発行までに、イシュア、レジストリシステム、EneTrackへの3つの手続きが必要です。
I-RECの管理体制についてはこちらを参照ください。
I-RECを発行するためには、まずレジストラント(I-REC登録者)になる申請をします。必要書類を記入の上、イシュアにメール送付すると、イシュアが審査を行います。
詳細についてはローカルグット創成支援機構ホームページをご確認ください。
I-RECを発行する発電設備の情報をレジストリシステムに登録します。登録後、イシュアが審査を行います。
詳細についてはローカルグット創成支援機構ホームページをご確認ください。
I-RECの発行は、I-RECの取引プラットフォーム「EneTrack」上で行います。EneTrackを利用するために、EneTrackの利用者登録をします。お申込み後、約2~3週間でプラットフォームを利用できます。
I-RECの取引プラットフォーム「EneTrack」のWeb画面から、I-RECを発行申請をします。
申請後、イシュアが審査をします。
イシュアが承認すると証書の販売が可能になります。
WEB上でスムーズに登録が可能なため、初めての方でも簡単に取引を始められます。
ぜひ、EneTrackでI-RECの発行をお試しください!
I-REC発行をご検討されている方は、まずは、お気軽にお問い合わせください。
お申し込み~I-REC発行までのプロセスを分かりやすくご説明いたします。
貴社の設備から発行できるかなど具体的なお話も対応可能です。
I-RECとは、国際的な再エネ属性証書です。電力が「いつ、どこで、どのように生まれたものか、誰に使われたのか」を明確にし、誰でも確認できるようにします。
またI-RECは、世界の主要な報告の枠組みであるGHGプロトコル、CDP、RE100などから信頼性のある再エネ属性証書として認められています。
詳しくは、こちら「かんたん解説!I-REC」をご覧ください。
他国のI-RECを、日本で利用する(日本で消費した電力を他国のI-RECを使って証明する)ことはできません。
I-RECを売りたい再エネ発電者(発電事業者や小売電気事業者などのRegistrant)が販売価格を設定できるしくみになっています。
属性(産地や再エネ種別など)によって異なる価格が設定されるため、人気の高い属性のI-RECは、高い価格で取引されます。
非化石証書は「CO2排出ゼロを主張する」もので、I-RECは「電力の属性を証明する」ものという違いがあります。
また、非化石証書は、再エネの固定価格買取制度(FIT)で買い取った再エネの環境価値を売却するために生まれた日本独自の再エネ証書です。一方で、I-RECは、再エネの属性を証明するために生まれた、GHGプロトコル、CDP、RE100などから信頼性があると認められている国際的な再エネ属性証書です。
詳しくは、こちら「日本の再エネ証書との比較」ご覧ください。
利用できます。
非化石証書は、系統電力のみが対象となっていますが、I-RECは系統電力に加え、自家発電・自家消費の証明にも利用可能です。
転売できます。
I-REC発行時には、発電に関する情報が世界で1つの登録簿に記録されます。そして、I-REC使用時には、誰がどのように使ったかという情報管理と、使用済みの再エネ属性証書を他者が二重で使用できない管理がされています。そのため、証書を使用する手続き(償却)の前であれば、自由に転売できます。
こちら「『信頼性』を支えるI-RECの管理体制」で、詳しく解説しています。
カーボンクレジットは、CO2の削減量・排出権を取引する制度です。一方で、I-REC(再エネ属性証書)は、消費した電力の属性を証明する制度です。
I-RECでオフセットすることはできません。
オフセットとは、自社が排出したGHG(温室効果ガス)の排出量を、他で削減されたGHG排出量をクレジットという形で購入することで削減する考え方です。一方、再エネ属性証書は自社が消費した電力の属性を証明することで、再エネを使った(排出係数が0である電力を消費した)ことを主張できる証明書です。