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セミナー開催レポート|2027年GHGプロトコル改定の要点と実務対応策~Scope2の最新動向を解説~

2026年3月27日(金)、SCSK株式会社では「2027年GHGプロトコル改定の要点と実務対応策~Scope2の最新動向を解説~」と題したセミナーを東京都・八重洲にて開催いたしました。本セミナーには、企業の環境担当やサステナビリティ推進ご担当者をはじめ、多数の方々にご参加いただき、GHGプロトコル改定をめぐる論点やScope2の最新動向、企業実務への影響について理解を深める貴重な機会となりました。

目次

    当日の講演ダイジェスト

    1. GHGプロトコル改定案とこれからの再エネ調達:株式会社三井住友銀行 南嶋 美沙子 氏

    南嶋氏からは、GHGプロトコルをはじめとする国際イニシアチブにおける最新動向と、基準改定に向けた注目すべき議論のポイントについてご解説いただきました。特に、「アワリーマッチング」「デリバラビリティ」「スタンダードサプライサービス」「追加性」といったキーワードを挙げ、それぞれの意味や背景について分かりやすくご説明いただきました。

    また、現在の改定案を踏まえると、今後の再エネ調達は単に量の確保だけでなく、制度動向を的確に把握した上でポートフォリオを構築し、定期的な見直しを図ることが重要であると強調されました。

    2. 東京製鐵の再エネ戦略 ~ GHGプロトコル改定を見据えて ~:東京製鐵株式会社 有賀 優 氏

    有賀氏からは、膨大なCO₂を排出する鉄鋼業界において、一企業としていかに脱炭素に取り組むべきかという課題意識や、同社が再エネ導入を拡大する背景についてご説明いただきました。特に、電炉を使用する同社ならではの電力起因CO₂の削減方法や再エネ調達の具体的な手法について詳しく解説され、参加者の大きな関心を集めました。

    さらに自社の操業モデルやコスト面、そしてグローバルな制度・市場動向も踏まえつつ、「現時点での最適解を模索しながら取組みを進めていく」と力強くご説明いただきました。

    3. I-RECの最新動向:SCSK株式会社 玉木 まゆら

    玉木からは、国内におけるI-RECの最新動向と、今後の環境変化に対応するI-RECの方針について解説しました。I-RECは、エネルギー属性証明として電力のみならず水素やバイオガスなどにも対応する新たな規格(コード)の開発が進み、広がりを見せています。

    また、GHGプロトコル改定を踏まえて、アワリーマッチングに対するI-RECの具体的な対応スケジュールも示され、今後の証書市場やI-RECへの期待が一層高まる講演となりました。

    質疑応答・ネットワーキングタイム

    講演後の質疑応答セッションでは、参加者の皆様より様々なご質問やご意見を頂戴しました。ネットワーキングタイムでは、登壇者を交えた意見交換の輪が広がり、参加者同士の交流が広がる有意義な場となりました。

    参加者アンケート結果

    セミナー終了後に実施したアンケートでは、参加者の81%の方より『満足』とのご評価をいただきました。具体的には、「最新動向が分かりやすく整理されていた」「自社の再エネ調達の検討に活かせそう」など、実務に役立つとのご意見も多数寄せられました。

    セミナーの満足度

    まとめ

    今回のセミナーを通じて、GHGプロトコル改定をめぐる国内外の最新動向や、Scope2対応に向けた実務アプローチについても一層の理解が深まりました。当社では今後も、皆様の脱炭素経営や再エネ導入推進を支援する各種セミナーや個別相談会等を企画してまいります。ぜひ引き続きご注目ください。

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    執筆者:SCSK株式会社 EneTrack事務局